2025 年 3月 12日 (水)
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韓国・現代自動車、蔚山に国内初の水素燃料電池工場を建設

現代自動車蔚山EV専用工場の鳥瞰図=現代自動車(c)KOREA WAVE

韓国・現代自動車が蔚山工場内に次世代水素燃料電池工場を建設することを決定した。現代自動車が国内に水素燃料電池工場を建設するのは今回が初めて。蔚山工場には電気自動車専用工場に加え、水素燃料電池工場が設置されることで、次世代の未来拠点として浮上しそうだ。

現代自動車労働組合などによると、工場は現代自動車蔚山工場内の変速機工場の遊休敷地に建設される予定で、規模は4万2975㎡に及ぶ。工場は今年着工し、2028年の量産開始を目標としている。

蔚山工場の水素燃料電池工場は、現代自動車グループとしては2番目、国内では初の水素燃料電池工場となる。これに先立ち、現代自動車は2023年6月に中国・広州に燃料電池システム工場を建設した実績がある。

今回の工場建設により、現代自動車は化学工程と組立工程を統合運営する次世代水素燃料電池の生産体制を確立することになる。

蔚山の水素燃料電池工場で生産される燃料電池は「ネッソ」や「エレクシティ」水素バスなどに使用される見通し。

(c)KOREA WAVE

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