
韓国の忠南大学で提供されている「1000ウォン(約110円)朝食」が、SNSで大きな話題となっている。
きっかけは、学生食堂の朝食メニューとしてカレーライスとエビフライが盛られた写真が投稿されたことだった。投稿者が「良い?微妙?」と問いかけると、「この値段でこの内容は十分」「ご飯だけでも1000ウォンの時代だ」といった好意的な反応が相次いだ。
一方で、「価格を上げて質を高めた方がよい」といった意見も一部で見られ、評価は分かれている。
その後、同大学の在学生を名乗るユーザーが別の食事写真を公開し、「普段はもっと良い内容で、最も質素に見える写真だけが拡散された」と説明。「学生は感謝しながら食べている」と補足したことで、再び注目が集まった。
ネット上では「これで1000ウォンなら寄付レベル」「想像以上にしっかりしている」「一般人も利用できるのか」といった声が広がっている。
この取り組みは、韓国農林畜産食品省が支援する「1000ウォン朝食」事業の一環だ。学生や産業団地の労働者に安価な朝食を提供する目的で始まり、現在は約200の大学が参加している。
同省は「物価高の中で若者の健康的な食習慣を支え、コメ消費の拡大にもつなげたい」としている。
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