
韓国で男子中学生が無人のコインランドリーに侵入し、約12日間に7回の窃盗を繰り返す事件が起きた。防犯カメラに向かってVサインをするなど挑発的な姿が記録され、触法少年制度の在り方を巡る議論に発展している。
15日にJTBCの番組「事件班長」が報じた。それによると、被害に遭ったコインランドリー経営者が防犯カメラを確認すると、中学生が繰り返し侵入し、計約40万ウォン(約4万2400円)を盗む姿が映っていた。
警察は容疑者を特定したが、14歳未満の触法少年だった。父親が示談を申し出たため、経営者が応じて一度は事態が収束した。
しかし、その後も同じ生徒が店にやって来て、窃盗を重ねていたことが判明。カメラを意識した挑発行為や店内設備の破損も確認された。また、周辺の無人店舗約10カ所でも同様の被害があったという。
報道後、ネット上では「触法少年でも責任を問うべきだ」「制度の見直しが必要だ」といった声が相次いだ。
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