
韓国・済州を訪れる観光客の再訪問率が上昇する一方で、旅行中の支出は減少していることが分かった。
済州観光公社が3月31日に発表した「2025年済州訪問観光客実態調査」によると、内外国人ともに満足度は5点満点中4点以上と高水準を維持しており、韓国人は4.08点、外国人は4.15点だった。
再訪問率も上昇し、韓国人は90.1%に達した。外国人も前年より増加しており、複数回訪れるリピーターの増加が目立っている。
一方で、韓国人観光客の1人当たり消費額は63万9285ウォン(約7万1000円)で、前年比4.6%減となった。減少額は約3万694ウォン(約3400円)だった。平均滞在日数は3.75日とほぼ横ばいだった。
支出の内訳では、飲食費が約18万9000ウォン(約2万1000円)で最も多く、次いで宿泊費、航空・船舶費、買い物、レンタカーの順となった。パッケージ旅行の支出も前年比11.6%減少した。
外国人観光客も同様に支出が減少し、1人当たり平均は919ドル(約13万8000円)で前年比4.4%減となった。個人旅行の比率は91.9%に達し、コロナ禍以降、個人旅行志向が強まっている。
国籍別では、北米や東南アジアからの観光客の支出額が高い一方、日本からの観光客は813ドル(約12万2000円)と最も低かった。買い物支出は中華圏の観光客が突出して多く、全体の約3割を占めた。
済州観光公社は、韓国人の支出減少について「格安航空券の増加などで交通費が下がった影響」と分析している。外国人についても「全体的に消費が減少する傾向が見られる」とした。
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