海産物でぼったくっていると騒ぎになった韓国済州道(チェジュド)の龍頭岩(ヨンドゥアム)海岸沿いの露店商たちが無許可で営業していたことが明らかになった。
済州道と済州道自治警察団は15日、済州市の龍頭岩海岸でテントを張って海産物を売っている露天商の検査に入り、無許可営業や原産地表示違反などで摘発した。ここはユーチューバーが先月公開した「海産物ぼったくり料金」というタイトルの映像で話題になった場所だ。
映像でユーチューバーは露店商にアワビやナマコ、サザエなど5万ウォン(約5600円)分の海産物を注文したが、量があまりに少ないことに憤慨。同席した客も「二度と来たくない。カードが使えないし、領収証ももらえない」と話す場面が流れた。
今回の検査では、テント2つで海産物を売っていた60代の女性商人6人が無許可営業だったことが判明。地元漁村の海女ではなく、済州市道頭洞(トドゥドン)の飲食店で買った海産物を販売していたという。原産地も表示しておらず、農水産物の原産地表示などに関する法律に違反する事実でも摘発された。
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