2024 年 10月 13日 (日)
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韓国・殺人を犯しても処罰されない触法少年、2年で70%↑…2万人突破か

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韓国で、犯罪を犯しても刑事処分の代わりに保護処分を受ける触法少年(10歳以上14歳未満)と、刑事処分を受ける犯罪少年(14歳以上19歳未満)が2年間で大幅に増えたことがわかった。このような増加傾向が続けば、今年の触法少年は史上初めて2万人を超えるものと見られる。10代の少年犯の特性に合った対策が必要だ。

警察庁の資料によると、犯罪申告が受け付けられた触法少年の数は2021年1万1677人から昨年1万9653人へと約70%増えた。今年8月までの触法少年は1万3841人で、この傾向を維持すれば年末には初めて2万人を突破する見通しだ。

特に触法少年の上限である13歳が2021年6302人から昨年9686人へと53%増加し、触法少年全体の半分以上を占めた。

触法少年だけでなく、14歳以上19歳未満の犯罪少年の数も2021年5万4067人から昨年6万6500人へと約23%増加した。同期間、犯罪少年の平均再犯率も27.9%に達する。犯罪少年10人のうち3人は再び犯罪を犯したことになる。

少年犯の通報が最も多く受け付けられた凶悪犯罪は強姦・わいせつ犯罪だった。最近議論になっているディープフェイク性搾取物などデジタル性犯罪容疑者の大部分が10代である点を勘案すると、少年犯性犯罪規模はさらに大きいものと予想される。

触法少年の強姦・わいせつ犯罪申告は最近3年間で2倍近く増えた。触法少年の凶悪犯罪のうち、強姦・わいせつ犯罪が占める割合も2021年57%(398人)から昨年92%(760人)まで増加した。凶悪犯罪申告10件中9件は強姦・わいせつ犯罪だったわけだ。

犯罪少年も凶悪犯罪の中で強姦・わいせつ犯罪の割合が最も大きかった。昨年の犯罪少年凶悪犯罪申告の83.6%(1597人)が強姦・わいせつ犯罪で、強盗9.7%(187人)、放火5.4%(104人)、殺人1.1%(7人)が続いた。

殺人で通報が受け付けられた犯罪少年の数も2021年11人から昨年21人へと2倍近く増えた。

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