韓国・大田(テジョン)地裁は、車の音がうるさくて眠れないとして走行中の車に石を投げ、車両を破損させたホームレスの男性被告(53)に懲役1年の実刑判決を下した。
判決によると、事件は9月4日午後11時20分ごろ、大田市内で発生。被告が道路を走行中の車両に石を投げ、車のフロントガラスやバンパーなどを破損させた。4台が被害を受け、損害額は約472万ウォン(約51万9000円)に上った。
被告は近くの橋の下で生活しており「車の騒音で寝られなかったため石を投げた」と供述した。
地裁は、被告が過ちを認めて反省していることや、被害者の一部が処罰を望んでいないことを考慮したが、人命に重大な危険を及ぼす行為だとして厳罰を言い渡した。
(c)news1