
韓国・釜山の桜の名所として知られる開琴桜文化通りで、ドラマ撮影に伴う通行規制が実施され、市民の間で不満が広がっている。
釜山市によると、釜山鎮区開琴洞にある同通りで今月1日と2日の夕方から翌未明にかけてドラマ撮影があった。撮影チームはフォトスポット周辺約20メートルの区間を統制し、撮影を進めたという。
この通りは約200メートルにわたり桜並木が続く坂道の散策路で、昔ながらの住宅街と桜の景観が調和する人気スポットとして知られ、SNSでも注目を集めている。
しかし、撮影に伴う通行制限により訪問客から不満の声が相次いだ。機材や車両が事前に狭い道を占有して通行を妨げたほか、撮影のため一部の景観照明が消され、安全面への懸念も指摘された。
SNSでは「満開の桜を見に来たのに残念だ」「やり過ぎではないか」「桜は数日しか咲かないのに、その貴重な時間を独占するのか」「ドラマ撮影が市民の通行権より優先されるのか」といった批判が広がった。さらに、スタッフによる喫煙やポイ捨てなど、景観を損なう行為があったとの指摘も出ている。
撮影は区役所や警察の協力のもとで進められたとされるが、道路占用に関する明確な許可基準はなく、別途の許可は取得されていなかったという。
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