2025 年 6月 22日 (日)
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韓国・李在明大統領、SNSに相手国の言語併記…石破首相と“デジタル・シャトル外交”演出

イ・ジェミョン(李在明)大統領のソーシャルメディア「X」の投稿キャプチャー(c)news1

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が主要7カ国(G7)首脳会議に合わせた外交活動の一環として、SNS上で相手国の言語を併記することで、尊重と対話を強調する“デジタル外交”を展開していたことが明らかになった。

韓国大統領府は6月21日、イ・ジェミョン大統領がG7首脳会議出席前に「海外在住の韓国人だけでなく、開催国の国民にも大韓民国のメッセージが直接届くべきだ」とし、X(旧ツイッター)などSNSでの投稿において相手国の言語を併記するよう指示したと発表した。

イ・ジェミョン大統領は「SNSでメッセージを発信する際には、相手国の言語も併記し、外交的な敬意と意思疎通の姿勢を示してほしい」と要請したという。

この指示に従い、各国首脳との会談に関する投稿はすべて韓国語と相手国の言語の併記で公開された。これに対し、石破茂首相もSNSで日本語に韓国語を併記して投稿し、デジタル空間上で“シャトル外交”のようなやり取りが繰り広げられた。

大統領府は「今回の言語併記は特定国への一時的な対応ではなく、大統領の国政哲学に基づいたデジタル外交戦略の一環だ。大統領のSNSメッセージが両国国民の共感形成と相互尊重外交の出発点となることを期待する」と述べた。

(c)news1

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