
中国を国賓訪問中のイ・ジェミョン(李在明)韓国大統領は1月7日、上海市にある大韓民国臨時政府庁舎を訪問し、3泊4日の公式訪中日程を締めくくる。
イ・ジェミョン大統領は同日午前、上海で開かれる「韓中ベンチャー・スタートアップサミット」に出席し、韓中両国間の経済・産業分野における協力と交流の促進に弾みをつける。サミットには、コンテンツ、医療、インフラ、エネルギーといった分野でデジタル技術による革新を牽引する若手起業家たちが参加し、意見交換が進められる。
また、スタートアップ分野を両国の未来志向的な協力の新たな柱として位置付け、複数の企業間で業務協約(MOU)の締結など具体的な成果も期待されている。
午後には、訪中の最後の公式日程として、上海の大韓民国臨時政府庁舎を訪問する。2026年は独立運動家・金九誕生150周年、臨時政府樹立100周年にあたり、イ・ジェミョン大統領は独立運動家たちの犠牲と献身をたたえ、韓中両国が日本による国権喪失の時代にともに闘ったという歴史的背景を再確認する。
5日開かれた習近平国家主席との首脳会談でも、イ・ジェミョン大統領は「数千年にわたり隣国として友好関係を築き、国権を奪われた時期には手を取り合って共に戦った関係」と述べ、両国の歴史的つながりを強調した。
これに対し、習主席も「80年前、中韓両国は大きな民族的犠牲を払い、日本軍国主義に打ち勝った。こんにちのわれわれも、第2次世界大戦の勝利の成果を守り、北東アジアの平和と安定を維持すべきだ」と応じた。この発言は、最近の「台湾をめぐる発言」で関係が悪化している日本を意識したものとみられている。
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