韓国の食品医薬品安全処はこのほど、未承認遺伝子組み換え生物体(LMO)のズッキーニを原料とする加工食品の調査過程において、3つの製品から未承認カボチャ遺伝子が検出されたことを明らかにした。管轄の地方自治体に回収・廃棄を要請している。
京畿(キョンギ)道・城南(ソンナム)市のプレップが製造したシュリンプロゼリゾット(賞味期限今年12月21日)・シュリンプロゼパスタ(同7月6日)と、京畿道・水原(スウォン)市の「ウルトゥンブルトゥンファクトリー」のジャム類(殺菌)パプリカズッキーニのチャツネ(同12月9日)から検出された。
国内で生産されたズッキーニの種子の一部がLMOと確認されたことから、食品医薬品安全処は先月26日にズッキーニを原料とする加工食品の販売を中断していた。この措置に伴い、食品メーカーを調査したところ、未承認のカボチャ遺伝子が検出された。
食品医薬品安全処は、該当製品を購入・保管している消費者や流通業者に対し、購入先または製造業者に返品するよう呼び掛けている。
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