韓国で過去3年間の旧正月連休中に発生した家庭内暴力の警察通報件数が、平時と比べて最大41%増加したことがわかった。
警察庁の資料によると、2024年の旧正月連休(2月9日~12日)中の家庭内暴力通報件数は合計3384件に上り、1日平均846件と、平時の平均(648件)より30.6%増加した。
2022年には合計4092件、1日平均818件の通報があり、平時平均(618件)と比べて32.4%増加。2023年には合計3562件、1日平均891件の通報が記録され、平時比41%増と過去3年間で最も高い増加率を示した。
専門家は「今年の旧正月連休は臨時公休日の指定により例年より長い。そのため、家庭内暴力への総合的な点検が必要だ」と述べた。また、「被害者の継続的なモニタリングを通じ、積極的な保護と安全対策を整え、誰もが安心して温かい旧正月を過ごせるよう管理すべきだ」と提言した。
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