韓国で辞表を出したり休職する警察官が毎年増えている。警察庁の資料によると、昨年の警察退職者数は3543人だった。
警察退職者数は2018年2421人、2019年2305人、2020年2509人、2021年3048人で毎年増えている。特に昨年の退職者数は4年前の2018年比46.3%も増えたのだ。
職級別に見れば、勤続昇進の拡大で人員が増えた警監(日本の警部に相当)級退職者が最も多い割合を占めた。警監退職者は2018年945人、2019年1013人、2020年1191人、2021年1829人から昨年2400人に増えた。
特に一線警察官の退職も着実に増えている。警査(巡査部長)・巡警(巡査)の退職者は2018年126人から昨年177人に増加傾向を示した。これは増えた業務ストレスと劣悪な処遇が原因だというのが警察内外の指摘だ。
休職者は2018年2713人から昨年4686人に、育児休職者は同期間2079人から3735人に増えた。
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