映画館で親子連れと座席を巡ってトラブルになった韓国の会社員が、オンラインコミュニティで戸惑いを語った。その対象は親子連れではなく、むしろ一緒にいた同僚の言葉だった。
会社員は12日、オンラインコミュニティに「少子化は私のせいだと言った職場の同僚」というタイトルの投稿をした。
それによると、会社員が同僚たちと映画館を訪れると、予約した座席を子どもが占領していた。隣にいた親は謝罪もせず、係員を呼んで確認した後ようやく子どもを膝に乗せた。映画館では48カ月未満の子どもは無料だが、保護者と同じ座席を利用する必要がある。
映画鑑賞中、この子どもが騒ぎ、足をバタつかせて投稿者のストッキングを汚すなど迷惑行為が続いた。終映後、親が故意に肩をぶつけてきたため、会社員が謝罪を求めると、逆に大声で抗議されたという。
独身の同僚は「気にしないほうがいい」と慰めてくれた。ところが、既婚で子どもがいる別の同僚は「子どもをもっと思いやるべきだ」とむしろ会社員を批判し、子育て世帯への配慮を求めた。
会社員は「子どもを嫌悪しているわけではない」としつつ、「どこまで理解し、配慮すべきなのか」と戸惑いをあらわにした。
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