旧正月(22日)を控えて、韓国で名節プレゼントに対する関心が高まっている。ここ数年間、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で対面が難しく、価格の高いプレゼントで真心を表す場合があったが、今年の旧正月の風景は変わると見られる。
「3高(物価高・高金利・ドル高)」時代を迎え、旧正月の贈り物が「プレミアム」から「コスパ」あるいは「小さな贅沢」に変化している様子だ。
日常生活に実用的、環境にやさしい、衛生・健康などの価値を盛り込んだ製品がプレゼントのトレンドとして浮上している。物価高などで懐事情が良くない消費者のニーズを把握し「コスパ」も強調する雰囲気だ。
家電は名節の代表的な贈り物の一つだ。特に両親の家事労働の負担と時間を減らし、健康を気遣う製品が注目されている。一面「親孝行家電」と呼ばれる掃除機、飲食物処理機、加湿器、マッサージチェアなどだ。
最近まで続いている新型コロナウイルス感染と流行中のインフルエンザなどで衛生の重要性も大きくなった。
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