2025 年 1月 8日 (水)
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韓国・旅客機事故で家族を失った忠犬、遺影見つめ、頭を下げた?

5日、ソウル市庁前に設けられた旅客機事故犠牲者合同焼香所に連れてこられたプリン(c)NEWSIS

韓国・務安国際空港で発生した済州航空旅客機事故により家族を失い、一匹で残された愛犬「プリン」が5日、ソウル市庁前に設けられた合同焼香所を訪れた。

青い服を着せられたプリンは午後2時ごろ、「仮の保護者」に抱えられながら焼香所に入った。プリンは静かに焼香台に並べられた遺影を見つめ、一時、「頭を垂れる姿」を見せたという。

プリンの飼い主(80歳)は、80歳の誕生日を記念して一家9人でタイのバンコクに旅行に出かけたが、9人とも事故で亡くなった。家族を失い、村をさまようプリンを動物愛護団体「ケア」が保護した。

「ケア」によると、プリンは保護された際、村の会館前で静かに座り、家族を待っているかのような様子を見せていたという。同団体は「非常に危険な状況であったため、保護を決定した」とし、「現在、遺族と連絡を取り合い、適切な保護者が見つかるまでプリンを保護する」と述べている。

(c)MONEYTODAY

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