
韓国・釜山(プサン)の新築マンションで、入居予定者が事前点検の際、欠陥を見つけて修理を求めたところ、出入りする業者側がその入居者の部屋の壁に、侮辱するような言葉を書き残す事件が起きた。
4日のJTBCの報道番組「事件班長」によると、入居者は2月中旬、分譲を受けた新築マンションを事前点検した。その際、浴槽の中のゴミ▽床のシリコン剥がれ▽壁の破損――など多くの欠陥を見つけた。また、床が水平でなく、物が転がってしまうことも確認した。「このままでは入居できない」として修理を求めた。
そして3月1日に再び訪れると……。一切修理が進んでいないばかりか、壁に「ローンを目いっぱい組んで入居するからって怒ってるのか」「修理を頼む口調がクソみたいだ」と書き残されていたのだ。
入居者が抗議したところ、管理事務所の所長や修理チームの関係者は謝罪したが、「出入りする業者や作業員が多いため、犯人を特定するのは難しい」と言われた。
入居者は「気持ちよく新生活を始めたかったのに、こんなことがあって本当にショックだ」と肩を落とした。
現在、入居者は警察に被害を相談し、管理事務所も内部調査を進めている。
(c)news1