2024 年 12月 23日 (月)
ホーム社会韓国・新型コロナからの日常回復で職場内いじめも再び増加

韓国・新型コロナからの日常回復で職場内いじめも再び増加

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韓国で職場内いじめ禁止法が施行されて4年が過ぎたが、職場上司の暴言や侮辱的な発言などでいじめられる会社員が依然少なくないというアンケート調査結果が出た。

職場パワハラ119などは3~10日、会社員1000人を対象に「この1年間経験した職場内いじめ」アンケート調査を実施した。

それによると、会社員の14.4%が暴行・暴言被害に遭ったことがあると答えた。具体的には「仕事量も少なく、忙しくもないのに何が大変だと言うのか」「大人なのにどうして自分の考えがないのか」「太った女は魅力がない」などの暴言やセクハラ被害を受けたという。

侮辱と名誉毀損(18.9%)▽不当指示(16.9%)▽業務外強要(11.9%)▽いじめや差別(11.1%)――を経験した会社員も少なくなかった。

暴行・暴言経験は2021年6月の14.2%から同9月の10.4%、昨年3月には7.3%に着実に減っているものの、ソーシャルディスタンス完全解除後の実施となった今回は再び跳ね上がった。

また、職場パワハラ119が1~4月に電子メールで受け付けた職場内いじめ情報のうち、暴行・暴言が42.7%(372件中159件)を占めているという。

職場パワハラ119は雇用労働省に直ちに特別勤労監督を実施するよう促している。

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