
韓国の男性アイドルグループ「82MAJOR」のメンバー、ファン・ソンビン(20)が過去のSNS活動によって「極右系オンラインコミュニティの利用者ではないか」との疑惑を受け、釈明・謝罪した。
ファン・ソンビンは13日、グループ公式SNSに自筆の謝罪文を投稿し、「私の過去の個人アカウントに関し、多くの方にご不快と失望を与えたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べた。
事の発端は、音楽共有プラットフォーム「サウンドクラウド」でムン・ジェイン(文在寅)元大統領の音声を使い、当時の政権を揶揄するラップ曲に「いいね」を押していた事実が発覚したことによるものだ。
また、最近開催されたコンサートでは、メンバーが6月6日(顕忠日)に6.6km、8月15日(光復節)に8.15kmを走ったことに対し、「独立運動家になるつもりか」と皮肉るようなディスラップを披露し、批判を浴びた。
これらの行動から、ファン・ソンビンが極右系オンラインコミュニティの会員ではないかとの疑いがネット上で浮上した。
ただ、本人はこれを否定している。学生時代、音楽活動を始めたばかりのころに「あるアーティストの曲を聞いて興味本位で『いいね』を押したが、曲のメッセージを理解せずに行動したことは自分の未熟さであり、軽率だった」と釈明した。
またコンサートでのラップについても、「メンバーの個性を表現する意図だったが、言葉の重みを考慮しなかった。歌手として非常に恥ずかしいことだった。今回の件を教訓に、今後は常に慎重に考え行動する人間になります」と再度謝罪した。
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