韓国で救急隊員を殴った加害者の大半が酔っ払いだったことがわかった。消防庁が4日に発表した2015~2022年のデータ分析の結果だ。
消防庁によると、救急隊員への暴行加害者の87.4%が酔っ払った状態だった。暴行は主に夜間に発生し、最も多かったのは午後10時、続いて午後11時と午前0時の順だった。
発生場所は、患者の状態を確認するなど現場処置を試みる道路上が最多。搬送中の救急車の中も多かった。
被害者は20~30代の救急隊員が最も多く、性別では男性83.5%、女性16.5%だった。
消防庁のユ・ビョンウク救急課長は「救急隊員への予防や対応教育・訓練を強化し、暴行根絶のための広報を推進するなど安全な現場活動のために努力する」と話した。
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