韓国の全州(チョンジュ)地裁はこのほど、後輩の兵士に常習的に暴行を加えたとして暴行罪に問われた男性被告(22)に罰金200万ウォン(約22万円)を言い渡した。
被告は2023年9~12月、軍の部隊で後輩兵士3人に暴行を加えた罪に問われた。暴行は日常的で特に理由もなかったとされる。
被告は「返事がぞんざいだ」「なぜお前だけ訓練から外れたのか」といった理由で後輩を殴ったほか、気に入らないことがあると顔や上半身を殴る行為を繰り返していた。
地裁は「先輩の立場にありながら弱い立場にある後輩たちを対象に犯行に及んだ点で悪質だ」と指摘した。一方で「被害者たちと和解し、被害の回復がなされている点や初犯である点を考慮した」と述べた。
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