韓国の旧暦の祝日「秋夕(チュソク)」の連休最終日、帰省ラッシュの中でカーナビアプリを信じて進んだドライバーが農道に閉じ込められる事例が続出した。
オンラインコミュニティやSNSに17日、アプリの案内に従ったところ、狭い農道で数百台の車が渋滞に巻き込まれたという投稿が多数寄せられた。
ある利用者は「アプリに狭い農道に案内され、1時間以上立ち往生している」とし、農道にずらりと並んだ車列の写真を公開した。この状況は、忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)の周辺で起きたという。
同様の経験をした市民からもコメントが相次ぎ、「牙山から平沢(ピョンテク)ICに向かう途中で農道に閉じ込められた」「私も同じような目にあった」と不満の声が続いた。
また「西海岸高速道路が渋滞していたため国道に案内されたが、結局、農道に閉じ込められた」と語り、農道を通るのに数時間を要したことを嘆く人もいた。
こうした事態に対し、ユーザーは「アプリが農道を最短ルートとして案内した結果、車が集中して前にも後ろにも進めなくなった」と指摘。「結局、大通りを進むのが最善策だった」と述べている。
これまでに利用者の多くが同じカーナビアプリを使用していたことが分かっている。
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