韓国全羅南道(チョルラナムド)の観光地・麗水市(ヨスシ)の職員が、庁舎内に無許可で防犯カメラを設置して違法撮影をした疑いが浮上し、市はその職員に関する資料を現地警察へ提出した。
それによると、職員は今年9月19日、秋夕(チュソク、旧暦の中秋節)連休の最終日に「ペット監視用カメラ」として事務所の出入り口付近に防犯カメラを設置した。
翌日の出勤時に他の職員が発見。調査の結果、カメラに内部記録装置はなかったが、スマートフォンと連動しておりリアルタイムで映像を確認できることが判明した。
職員は「家庭用監視カメラの動作確認のため試験的に設置したもので撤去を忘れていた」と説明している。
ただ、麗水市は犯罪の可能性を排除できないとして、警察に捜査依頼した。正式な捜査へ進展した場合、解職するか検討する方針だという。
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