韓国の就職準備生(就活生)のうち10人中6人が、自分に合う職場が見つかるまで求職活動を繰り返す「就職N受生」になる意向を持っていることが、総合教育企業エデュウィルがMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)275人を対象に実施したアンケートで明らかになった。
「N受生」は「合格できず何度も受験する」を意味する。
エデュウィルによると、今回のアンケートで「私と合う職務や会社を探す時まで就職N受生になる意向があるのか」と尋ねる質問に64.6%がそうだと答えた。自分と合わない部分があっても在職中の会社に勤めるという回答は32.8%だった。
ようやく就職に成功した職場からの退社を決める最大の理由では「該当職務が自分と合わないから」(28.5%)、「給与や福祉が思っていたものと違うから」(24.1%)という回答が多かった。
専門家は、自己主導的な生き方と自己実現を重要視するMZ世代の特性によって、金銭的補償と適性、興味を満たす働き口を好む半面、安定性は重視しない人が増えていると分析している。
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