2025 年 4月 20日 (日)
ホーム社会韓国・小学生襲った教師、事件前からカッターやハサミを手元に置いて不審な行動

韓国・小学生襲った教師、事件前からカッターやハサミを手元に置いて不審な行動

JTBCニュースキャプチャー(c)news1

韓国・大田(テジョン)で、小学1年、キム・ハヌルさん(8)が刃物で襲われて死亡した事件で、ハヌルさんを襲った40代の教師が、事件前からカッターやハサミを手元に置き、不審な行動を繰り返していたことが明らかになった。

JTBCなどの報道によると、この教師は今月5日、業務ポータルサイトへの接続ができなかったことに腹を立て、学校のコンピューターを壊した。また、廊下でカッターナイフをザーッと鳴らしたり、青い粘着テープを貼ったり剥がしたりしながら歩き回る姿を見たという証言もある。

教育庁の資料には、同僚らがこの教師によって強い不安を感じていたという証言が記録されていた。

同僚らは、夜勤の際には部屋のドアを施錠し、この教師が机の上に置いたカッターやハサミを片付け続けた。

この教師を心配して、ある同僚が声をかけたことがあるという。その際、この教師は同僚の首を締めながら「1時間だけ話そう」と迫った。同僚が「家に帰らなければならない。親が心配して電話をかけてくるだろう」と答えると、「電話が来たらその時に出ればいいじゃないか。なぜ私だけが不幸でなければならないんだ」と返したという。同僚はこの時、「家に帰ってからも、この教師が家に押しかけてくるのではないかと心配しながら眠りについた」と振り返る。

事件当日の今月10日、学校側はこれまでの調査内容をもとに、この教師に出勤しないよう勧告していたことが確認された。

学校側は教師との間で休暇や病欠の扱いについて話し合っていたが、最終的な結論には至らなかった。教師は学校側の勧告を受け入れ、「退勤する」と言った後、放課後、教室から出てきたハヌルちゃんを誘い、犯行に及んだという。

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