韓国で先月、銀行の住宅担保融資が1カ月間で6兆ウォン(約6600億円)以上増え、9月としては過去2番目に大きな増加幅を記録した。銀行全体の家計貸出は約5兆ウォン(約5500億円)増え、半年連続で増加している。
韓国銀行がこのほど公開した9月の金融市場動向によると、先月の家計貸出残額は前月より4兆9000億ウォン増の1079兆8000億ウォン(約120兆円)となった。
国内銀行の家計貸出は今年3月(0.7兆ウォン減)まで高金利の影響で減少していたが、4月(2.3兆ウォン増)に増加に転じ、6カ月連続で増加した。
9月の家計貸出が増えたのは、住宅担保貸出の影響が大きかったとみられる。
銀行の住宅担保融資は6兆1000億ウォン増加し、住宅ローン残高は833兆9000億ウォンだった。
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