2025 年 1月 10日 (金)
ホーム社会韓国・女性の46%ひどい生理痛を経験しているが…病院にかかったのは28%のみ

韓国・女性の46%ひどい生理痛を経験しているが…病院にかかったのは28%のみ

生理用品に関するキャンペーン(c)NEWSIS

韓国で女性10人のうち4人以上はひどい月経前症候群を経験しているが、病院で診療を受ける割合は28%に止まっていることがわかった。特に未成年の10%以上は診療を受けることや周りの目を負担に思って病院に行かなかったが、専門家は激しい月経症状がある場合、子宮病変などが原因かもしれないので適切な治療が必要だと助言した。

疾病管理庁の「週間健康と疾病」に6月30日掲載された「韓国女性の月経・閉経管理:2022年韓国女性のライフサイクル別の性・生殖健康調査結果」によると、研究チームは13~18歳の未成年女性1019人、19~64歳の成人女性3533人、65歳以上女性1015人などを対象に調査した。

このうち初経前、無月経などを除いた3098人を分析した結果、成人46.1%は重度の月経前症候群(頭痛、腹部膨満感、食欲変化、疲労、うつ病、浮腫など)を、41.6%は激しい月経痛を経験した。8.6%は異常子宮出血もあった。

未成年の場合、42.6%が激しい月経痛を経験し、ひどい月経前症候群は28.3%、異常子宮出血は5.3%だった。

1つ以上のひどい月経異常症状を経験した人のうち、病院にかかった割合は成人28.5%、未成年は9.9%にとどまった。薬局を訪れた割合は成人59.2%、未成年62.4%で、健康機能食品や民間療法などで対処した場合は成人18.2%、未成年11.1%だ。成人23.5%と未成年25.4%は激しい月経異常症状があったにもかかわらず、何の対処もしなかった。

病院・医院にかからない理由として、成人37.2%は鎮痛剤で調節が可能だから、28.1%は症状が軽いため、14.4%は診療自体に対する拒否感、7.2%は時間がなくて、5.6%は医療費が負担だから――などを挙げた。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular