2024 年 12月 28日 (土)
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韓国・大雨で古宅の屋根が落ち地盤崩れ……国家遺産被害47件

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韓国で相次いだ集中豪雨により、国家民俗文化財に指定されている古宅(伝統的家屋)の屋根が水漏れするなどの追加の被害が各地で確認されている。文化財庁によると、19日午前のまとめで、6月23日からの梅雨期間中に発生した国家遺産の被害件数は計47件に達した。

指定国家遺産別に見ると▽国宝1件▽宝物2件▽史跡20件▽天然記念物6件▽名勝6件▽国家民俗文化財9件▽登録文化財2件――などとなっている。

地域別では、豪雨が集中的に降った忠清南道(チュンチョムナムド)7件、全羅南道(チョルラナムド)7件、慶尚北道(キョンサンブクド)の18件が多かった。

同日、追加で確認された国家遺産の被害は慶尚北道の古宅がほとんどだった。慶尚北道奉化(ポンファ)の晩悔(マンフェ)古宅では、周辺の土砂崩れで塀周辺に堆積物が流入した。ほかにも屋根が漏水する古宅が相次いだ。排水不良で地盤の一部が下がった古宅もあった。

醴泉(イェチョン)では名勝・草澗亭(チョガンジョン)一帯の土砂が流失し、塀の瓦と橋の手すりが破損した。

文化財庁は被害地域への出入りを統制し、周辺を整備した。

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