2024 年 11月 24日 (日)
ホーム経済流通韓国・大手スーパーでなぜ「オープンラン」?…「長ネギ安い」1時間で売り切れた

韓国・大手スーパーでなぜ「オープンラン」?…「長ネギ安い」1時間で売り切れた

ソウル市龍山区(ヨンサング)のEマート(c)MONEYTODAY

農産物の値上がりが続く韓国で、政府の物価安定方針に応えた大型マートが次々と特売に乗り出し、消費者がオープン前から店頭に列をなす現象が起きた。

3月31日午前9時50分、ソウル龍山区(ヨンサング)にある大型スーパーのイーマート。開店10分前なのに約30人が集まっていた。農水産物の超特価割引販売に集まった人たちだ。

夫と来店した60代主婦は「長ネギ、オレンジ、ズッキーニを買いたい。最近物価が上がりすぎているので安い時に買っておこうと思った」と話した。

イーマートの特売は4日まで。この日人気の高い商品の一つは「土長ネギ」だった。1袋2120ウォン(1ウォン=約0.11円)の土長ネギを1480ウォンで販売。顧客たちは「とても安い」と言ってカートに3~4束ずつ入れ、1時間で売り切れた。

果物コーナーにも人が殺到。リンゴ8個8800ウォンをはじめ、バナナ、オレンジ、パイナップルなど輸入果物も政府の関税引き下げで安く売られた。エクアドル産バナナは1束2280ウォン、オレンジは10個1万ウォンといった具合だ。

50代主婦は「リンゴは数日前の半額だ。毎日割引してほしい」と話した。

(c)MONEYTODAY

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