
今月17日に放送された韓国チャンネルAのテレビ番組「探偵たちの営業秘密」で、高校教師の女性が夫の不審な行動を調査した結果、隠し子の存在が明らかになったというエピソードが紹介された。
夫は大学教授で結婚10年目。生活には困っていなかったが、最近うそや不審な行動が増えたため、探偵に調査を依頼した。
その結果、夫は借金を抱え、代行運転のアルバイトをしながら、1人の女子高校生に定期的に金銭を渡していることが分かった。その女子高生が夫を「お父さん」と呼んでいたことで隠し子だと分かった。
夫は17年前の兵役中、ネットカフェのアルバイト女性と一夜を共にし、妊娠させた。その事実を知らずに過ごしていたが、後にカフェで偶然再会し、鑑定の結果、連れていた子どもが夫の実子と分かった。女性は1億ウォン(約1100万円)の養育費の分割払いを求め、夫は家族に隠して掛け持ちで仕事をして費用を工面していた。
女性は夫の状況を理解し、未払い養育費を一括払いして夫を許した。隠し子の女子高生やその母親とも一切関わらないよう約束させたが、夫が隠し子とオフィステルに一緒にいるのを見つけた。
それを機に女子高生の母親の妊娠も発覚。実は、母親は妊娠を口実に複数の男性から金銭を受け取る詐欺を働いており、他に2人の子どもも育児放棄していたのだ。女性は児童虐待として通報し、子どもたちを保護。夫と一緒に後見人になる決断をした。
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