2026 年 4月 12日 (日)
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韓国・大学入試、受験生の半数が「確率・統計」選択…それでも「微積分」が有利な理由

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韓国の大学入試において、「サタムラン(社会探究+run)」(理系志望の受験生が負担軽減などを理由に社会科目へ乗り換える動き)に続き、数学でも「確率・統計」を選択する受験生が急増している。ただ、入試専門家は最上位層では依然として「微積分」を選択した方が有利な構造が維持されていると分析している。

教育関連企業の分析によると、2026年3月に実施された全国模試で「確率・統計」を選択した受験生の割合は49.5%に達し、前年より約20ポイント増加した。一方で、「微積分」や「幾何」を選ぶ割合は減少傾向にある。

こうした変化の背景には、大学側が理工系学部でも数学の選択科目に関する制限を緩和したことがある。2027年度の入試では、多くの大学が「微積分」や「幾何」を必須とする指定を撤廃し、受験生の選択の自由度が大きく広がった。医学部でも半数以上が特定科目を指定していない。

また、科目間の標準点の差が縮小したことも、「確率・統計」選択の増加を後押ししている。数学における「微積分」と「確率・統計」の標準点の最高点差は、近年大きく縮まっている。

それでも単純に有利不利が逆転したわけではない。韓国の数学試験は共通問題と選択問題を組み合わせた形式で、同じ得点でも選択科目によって標準点に差が生じる仕組みとなっている。

専門家は「同じ満点でも微積分の方が標準点で上回る傾向が続いている」と指摘し、「最上位層では依然として微積分が有利だ」と説明する。

「確率・統計」は学習負担が比較的軽く、他科目に時間を振り分けられる利点がある一方で、同じ評価を得るためには微積分より多くの正答が求められる可能性がある。

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