2026 年 4月 7日 (火)
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韓国・多目的無人戦車の覇者はどちらだ…現代ロテム vs ハンファ、54億円規模の次世代戦力構想

(c)news1

韓国の防衛事業で、多目的無人車両の開発をめぐる競争が本格化している。現代ロテムが、公正性を理由に見送っていた陸軍事業の性能確認評価に参加する方針を決めたことで、すでに評価を終えたハンファエアロスペースとの競争入札が進展する見通しとなった。防衛事業庁は2026年上半期中に最終落札者を決定する。

業界によると、現代ロテムは先月30日、防衛事業庁に入札手続きへの参加意思を伝えた。最高速度や航続距離など6項目について提案性能を検証する評価は、今月中に完了する見込みだ。

多目的無人車両は、韓国陸軍の次世代戦力構想「アーミータイガー4.0」の中核装備と位置づけられている。事業規模は約496億ウォン(約54億円)で、2024年4月に入札公告が出された。当初は2025年上半期中の事業者選定が目標だったが、評価基準をめぐる論争や企業間の対立が長期化し、選定は遅れていた。

今回の入札では、現代ロテムが6輪電動駆動や360度その場旋回、自律走行機能を備えた「HRシェルパ」を提案している。

一方、ハンファエアロスペースは最高速度時速43キロ、1回の充電で約100キロ走行可能な「アリオンSMET」を提示している。

防衛事業庁は「すべての参加企業が性能確認の手続きと基準に合意した」と説明し、機種決定評価や関連委員会の審議を経て、上半期中に最終的な落札者を決定する方針を示した。

今回の事業の勝者は、今後の量産や関連装備などにつながる大型の後続事業を先行確保できる可能性が高く、防衛産業界では激しい競争が続くとみられている。結果発表後の各社の動向にも関心が集まっている。

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