韓国で着実に増えている外国人留学生だが、韓国国内の学生と同様、首都圏に著しく偏っている。外国人留学生が最も多い漢陽(ハニャン)大学を筆頭に1~5位をソウル所在の大学が占めた。
韓国大学教育協議会が24日に発行した報告書によると、昨年の外国人留学生は計18万1842人。学士・修士・博士学位課程11万9237人、語学研修など非学位課程5万2602人だった。
2013年に8万5923人だった外国人留学生は10年間で2.1倍に増えた。
出身国は中国が圧倒的に多く、5万8062人と全体の32%を占めた。3万7732人(20%)のベトナムと合わせると2カ国で過半数の52%となる。日本は4位の5701人だ。
外国人留学生の45%はソウルの大学に在学しており、京畿道の12%などを合わせて全体の59%が首都圏の大学に集中している。
最も多い漢陽大学には6612人が在籍し、2位の慶煕(キョンヒ)大学は6395人。成均館(ソンギュングァン)大学や延世(ヨンセ)大学がこれに続いた。
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