2025 年 10月 14日 (火)
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韓国・外国人犯罪の44%が中国人、7年連続で最多…2025年8月時点

チョン・ヨヌク議員=議員室提供(c)news1

韓国国内で検挙された外国人犯罪者のうち、中国国籍の者が7年連続で最多となっていることが明らかになった。

野党「国民の力」のチョン・ヨヌク議員が10月11日に警察庁から提出を受けた資料によると、2025年8月時点で検挙された外国人犯罪者は2万2875人に達し、このうち中国人は1万186人で全体の44.5%を占め、最も多かった。続いてベトナム人が2512人、タイ人が1346人となっている。

中国人犯罪者の年間統計を見ると、2019年が1万9382人、2020年が1万8921人、2021年が1万5815人、2022年が1万6436人、2023年が1万5403人、2024年が1万6099人であり、過去7年間でほぼ横ばい、かつ一貫して最多である傾向が続いている。

また、不法滞在者の中でも中国人の割合が依然として高い。チョン議員が法務省から受け取った資料によれば、2025年8月時点での不法滞在外国人数は計23万643人で、そのうち中国人は4万3521人(18.9%)に上り、最多のタイ人(11万7297人)に次ぐ多さだった。

こうした中、政府が中国人観光客に対する無査証(ノービザ)入国を推進していることについて、チョン議員は「国民の不安を無視した措置だ」と強く批判した。政府は2025年9月29日から2026年6月30日までの期間限定で、中国人団体観光客のビザ免除入国を許可している。

(c)news1

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