2024 年 11月 22日 (金)
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韓国・外国人専用カジノ、今年は「非カジノ」で勝負

インスパイア外国人専用カジノ=インスパイア提供(c)news1

韓国で今年、外国人専用カジノ業界で「非カジノ」分野を活用した誘致競争が激しくなりそうだ。

外国人カジノは今年、主要スポーツや韓流イベントと連携し、VIPと一般入場客の誘致競争に乗り出した。今月初めに新規カジノがオープンし、市場の先取りが重要になったためだ。

昨年最大の実績を記録したパラダイスは、VIPイベント、スポーツマーケティング、ホカンスなどを前面に押し出し、地位を確固たるものにしようという戦略だ。

パラダイスの昨年の連結売り上げは9942億ウォン(1ウォン=約0.11円)で、前年比69.2%増となった。営業利益は1458億ウォンで1300%増加した。これは新型コロナウイルス感染以前と比べてもそれぞれ2%、181%成長した金額だ。

パラダイスは「新型コロナウイルスで中断したVIPディナーショーを毎四半期開催し、特別なスポーツイベントと連携し、中国最大の旅行会社であるトリップドットコムと中華圏専用パッケージも出すなど、戦略的マーケティングを通じて後発業者との『超格差』を実現する」と強調した。

セブンラックを運営するグランドコリアレジャー(GKL)は、国内開催の国際大会や韓流イベントを活用し、VIP訪問を最大限増やそうという戦略だ。

GKLの関係者は「メジャーリーグ開幕戦、ミュージックフェスティバル、韓流コンサートを積極的に活用する。今年のマーケティング方向は既存顧客の離脱防止や新規顧客の創出強化に重点を置いている」と述べた。

済州(チェジュ)ドリームタワーを運営するロッテ観光開発は、K-コンテンツブームによる業績の持ち直しを期待している。

(c)news1

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