韓国の春川(チュンチョン)地裁はこのほど、未成年者への強制わいせつ罪に問われた塾経営者に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。また、40時間の性暴力治療講義の受講を命じ、児童・青少年・障害者に関連する施設などへの就職を2年間制限する処分も下した。
判決によると、被告は2022年8月中旬ごろから同年10月初めごろ、江原道原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)にある塾の教室や車内などで10代の女性受講生に抱きつくなどわいせつ行為した。また、教室で膝に手をのせたり、エレベーターで「あなたきれいだ」と言ったりした。
車で移動する際に同乗させ、女性の手に指をからめて運転しながら「あなたを離さない」と言ったり、塾の教室で女性の手や膝を触ったり抱きしめたりしたともされる。
裁判長は「被告の為は単純な激励ではなく性的な意図があったと評価できる」と指摘した。
(c)news1