韓国で消費者物価の上昇が進む中、地域間で上昇率の格差も広がっている。
統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)によると、昨年の全国消費者物価は前年比で3.6%増加した。2011年以降では一昨年(5.1%)に次いで高い水準だった。
地域別で見ると格差が顕著だ。ソウルが前年より3.9%上昇し、最も高い増加幅だった。続いて釜山・大邱・仁川・光州(3.7%)、大田・蔚山(3.6%)、世宗・京畿・江原・忠北・忠南(3.5%)、全北、全南、慶北(それぞれ3.3%)、慶南・済州(3.0%)の順だった。
ソウルと慶南・済州との物価上昇率の差は0.9ポイントで、これまでよりも格差が広がった。
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