
韓国・国立中央博物館が2027年にも入館料を有料化する見通しとなった。文化体育観光省や国家遺産庁など関連当局は、博物館や古宮・王陵などの入場料見直しに関する調査研究を進めており、早ければ年内に具体的な方針がまとまる可能性がある。
現在、国立中央博物館の常設展示は入場無料だが、施設の規模や展示内容は欧米の有料博物館に劣らず、維持管理や展示拡充にかかる費用の確保が課題となっている。韓国政府の調査によると、アメリカやイギリスなどでは国立級博物館の入場料が3〜5万ウォン(約3300〜5500円)に達するケースも珍しくない。
その一方で、韓国内では中央博物館をはじめ主要な博物館や王宮、王陵などの入場料は無料もしくは非常に安価(最大でも3000ウォン)に設定されており、「無料であることが当然」という風潮が根強い。
入場料の現実化については、イ・ジェミョン(李在明)大統領も12月の文化体育観光省・国家遺産庁の業務報告の席で「無料では施設の格が落ちる」と述べ、事実上の有料化を支持した。来年中に制度設計が進み、2027年以降の導入が視野に入っている。
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