韓国の国民年金の老齢年金受給者の70%以上は、受給額が平均受給額の月60万ウォン(約6万6000円)未満であることがわかった。
国民年金の全体加入者数は前年末より27万人減少した一方、年金受給者は16万人ほど増加した。
国民年金公団の「2023年10月基準の国民年金統計」によると、昨年10月の国民年金老齢年金受給者は計544万7086人だった。
このうち、受給額が月60万ウォン未満の受給者は、全体の70.3%を占めた。40万ウォン未満の受給者が全体の半分(49.9%)だった。一方で、月160万~200万ウォンの受給者は2.5%しかおらず、200万ウォン以上は0.32%だった。最高受給額は266万4660ウォンだった。
老齢年金の平均受給金額は61万9889ウォンで、大部分の受給者が平均未満の金額しか受け取っていないことになる。
(c)news1