2024 年 12月 21日 (土)
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韓国・商品情報を包装のQRコードに…定着するか

オットゥギが発売したe-ラベル適用製品(写真=オットゥギ提供)(c)NEWSIS

韓国食品医薬品安全処が「e-ラベル」モデル事業を開始し、食品企業が大挙参加した。e-ラベルを適用した製品が発売され、定着するか注目されている。

e-ラベルとは、商品情報の表示スペースが小さいため消費者に提供できなかった情報(原材料名、栄養成分、事業所所在地、品目報告番号など)をQRコードで提供するもの。安全や食品の選択に不可欠な情報は従来通り、製品包装に表示する。

食品医薬品安全処は農心(ノンシム)、オットゥギ、毎日乳業、プルムワン食品など6つの食品メーカーが自社製品にe-ラベルを適用したことを契機に、この制度が市場全体に拡大することを期待した。

今回のe-ラベルモデル事業に参加した企業は、製品包装に▽製品名▽内容量(カロリー)▽企業名▽消費期限(賞味期限)▽保管方法▽注意事項▽ナトリウム含量比較の7項目を必ず記す。文字の大きさも拡大して読みやすくした。

原材料名などはQRコードで提供する。この情報をモバイルで確認できるため、従来の包装材に印刷されたものより多くの情報を確認できる。消費者は読みやすくなり、食品業者は包装材にかかる費用の節減を期待できる。

環境保護にも役立つ。食品医薬品安全処は、e-ラベルが包装材も少なくて済み、環境保護効果をもたらすと判断している。

(c)NEWSIS

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