
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の収監中の態度を巡り、「食事への不満」などに関する内部証言が浮上し、論争が広がっている。弁護団が全面的に否定する中、元監察官が「事実だ」と反論した。
報道によると、元法務省監察官のリュ・ヒョク氏は、ユン・ソンニョル氏に関する主張について「在職中に矯正職員から直接聞いた内容だ」と述べ、「なぜ事実でないと言えるのか」と疑問を呈した。
また「問題は食事量ではなく態度だ」とし、現場の職員から苦情が出ていたと説明した。
リュ氏はラジオ番組で、ユン・ソンニョル氏が面談の際に「コーヒーをもっと飲みたい」「副食が不十分だ」といった要望を伝えていたと主張。さらに「食に対するこだわりが強いという声が出るほどだった」と、職員の発言を引用した。
加えて「面談では職員への配慮より自身の不満を優先する傾向があり、そのため面談を避ける雰囲気もあった」と述べ、差し入れで対応可能な問題まで、面談で訴えていたとの証言も紹介した。
これに対し、ユン・ソンニョル氏の弁護団は「匿名の職員の話をもとにした伝聞に過ぎず、客観的根拠がない」として強く否定。「本人は規則を守って生活しており、不当な要求をした事実はない」と反論した。
さらに「『食欲』などの表現で人格を評価するのは不適切な攻撃だ。食事や待遇に関する問題提起は受刑者として認められた権利の範囲内だ」と強調した。
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