半導体分野へ女性の進出を――。韓国仁川(インチョン)市にある仁荷(インハ)大学がこのほど、仁川市、韓国女性科学技術人育成財団とともに、半導体分野の理工系女性人材養成・産業進出活性化のために3者業務協約を締結した。
今回の協約は、半導体分野の人的資源確保と女性科学技術人材の先端未来産業への進出を促すのが狙い。3機関は、半導体分野における女性専門人材の養成事業を共同で推進していくことを約束した。
地域優秀女性人材の活用活性化のために就職、キャリア、雇用支援など成長インフラを造成する内容も含まれる。
半導体産業は12大国家戦略技術の一つで、製造から後工程までの全過程で、多様な人材養成が早急に求められる成長動力分野だ。今回の協約によって、設計、素材、工程装備など主要職群に理工系女性人材が円滑に参加できるように地域企業と連係し、現場中心の専門訓練などが推進される。
仁荷大のキム・ウンヒ副総長は「地域社会とつながった半導体専門の女性人材養成事業プログラム運営において、仁荷大の教育力を最大限活用していきたい」と話している。
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