2024 年 11月 25日 (月)
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韓国・医学部の定員拡大で「偏重」加速化…会社員も「夜間クラス」で受験勉強

ソウル・江南の塾街に医学部入試広報垂れ幕が立てられている(c)news1

韓国のオンライン教育学院「メガスタディ教育」はこのほど、業界で初めて、会社員を対象に、医学部の夜間クラスを開設した。メガスタディ教育関係者は「110人程度入る講義室一つを会場にして説明会を開いたら、多くの会社帰りの人がやってきた」という。

深刻化する「医学部への偏り」という現象が、医学部の定員拡大と相まって、さらに進みそうだ。

教育プラットフォームのETOOSは「医大定員2000人増員を祝う」「医大に行きやすいです! 会社員も挑戦してみてください!」というフレーズを掲げ、講座をPRしている。1カ月だけ受講し、3年内に合格すれば、受講料を返す特典も設けている。

鍾路学院によると、2024学年度の大学入試で計5人を選ぶ医大の追加募集に3093人が志願した。競争率は618.6倍を記録し、前年(410.5倍)より上昇した。

医学部を運営する全国40の大学が、政府が示した増員規模の2000人よりもさらに多い3401人の定員を申請し、大学別定員配分手続きは本格的に進む見込みだ。教育省関係者は「2025学年度の入試に支障がないように(定員配分を)できるだけ早く進める」としている。

(c)news1

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