韓国のIT大手カカオが運営するサービス「カカオトークギフト」が化粧品購入の主要プラットフォームとして注目され、多くの化粧品ブランドがこのサービスを通じて売り上げを伸ばしている。
アモーレパシフィックをはじめとする韓国の主要化粧品ブランドがこのサービスに参加しており、同社のブランド「マモンド(Mamonde)」は今年1月~11月の売り上げが前年同期比369%増加した。
この他「エストラ(AESTURA)」は54%、「雪花秀(ソルファス)」は39%、「ヘラ(HERA)」は19%の成長を記録し、特に「ヘラ」の「センシュアルスパイシーヌードグロス」は前年同期比867%の急成長を見せた。
ビーガンスキンケアブランド「ホイップド(Whipped)」もカカオトークギフトを通じて認知度を高め、ザ・現代ソウルでのポップアップストアでは完売商品が続出した。
現在、シャネル、ディオール、グッチなどを含む多くのブランドがこのサービスに参加。カカオトークギフト専用商品を展開する動きも活発だ。
人気の背景にはオンラインの利便性に加え、独占商品や迅速な配送、非対面型の購入体験がある。化粧品は価格帯が広いため、若年層のプレゼント用の需要が高いのが特徴という。
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