2024 年 11月 27日 (水)
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韓国・化粧品の小分け販売が容易に…規制緩和推進へ

化粧品原料専門展示会(c)news1

韓国で、製造された化粧品を単に小分けして販売する場合、調剤管理士がいなくても売り場を運営できるようになりそうだ。

中小企業オンブズマンはこのほど、釜山市東区にあるサンテ化粧品で中小ベンチャー企業振興公団釜山地域本部と「S.O.S.Talk、中小企業懇談会」を開催した。

懇談会に先立ち、オンブズマンは釜山地域の中小企業が建議した12の課題を食品医薬品安全処、環境省、産業通商資源省など8つの省庁と協議した。その中から選んだ7つの課題について懇談会で集中的に議論した。

サンテ化粧品は化粧品の小分け(詰め替え)販売と関連した制度改善を要請した。

現行法上、化粧品の小分け行為は原則として「製造」に該当する。化粧品を小分けで販売する売り場も「調剤管理士」が常駐するようになっている。

サンテ化粧品のチョン・ヘジョン代表取締役は「製造・流通された化粧品を小分け販売する行為まで『化粧品製造』と規定するのはいきすぎだ。この制度が廃止されれば合理的な価格で小分けされた化粧品を繰り返し使える多回容器に入れることができるようになる」と話した。

欧州などではプラスチックなど包装材の過剰生産・利用を減らすために多回容器の活用と詰め替え販売を推奨している。だが、韓国では小分け販売まで製造と規定しているため、化粧品詰め替えの売り場運営が容易ではない。

最近、詰め替えだけを専門とする売り場で、教育を受けた従業員がシャンプー、リンス、ボディクレンザー、液体石鹸の4種類の化粧品を小分けするようにした「特例」が終了した。食品医薬品安全処は今後、結果を検討し、規定改善を推進する。

(c)news1

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