頻繁に訪ねてきて傍若無人に振る舞う義母。うんざりしている嫁が、自宅玄関の鍵を開ける暗証番号を黙って変更する。すると義母から「なぜ何も言わずに変えるのか」と難詰される――こんな「嘆き」がこのほど、韓国JTBC「事件班長」で紹介され、話題になっている。
嫁によると、義母は週末にやってきて、嫁の家族が就寝中、冷蔵庫から勝手に果物を出して食べながらテレビを見たり、欲しい物があれば勝手に持って行ったりするという。2年前に義父が亡くなってから頻繁に来るようになり、3泊ぐらいするそうだ。夫からさりげなく苦情を伝えてもらったら、義母は逆切れしたという。
この状況をどうとらえるべきか。
番組に出演していた元警察幹部は「母親にとって息子はいつまでも子どもだが、結婚したら嫁もいる。行く時は連絡してから行くのが正しい。玄関の暗証番号を義母が知る必要もない」と指摘した。
弁護士は「(息子は)子どもとはいえ、結婚すれば他人。義母の振る舞いは他人の家のプライバシーを侵害するものと言える」という見解だ。
一方で、韓国刑事政策研究院の学者は「母一人子一人なら、むしろ母親に仕えるべきだ。私なら一緒に暮らそうと妻を説得しただろう」という意見だった。
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