韓国の列車内で男性が数十分間にわたって大声で罵声を浴びせ続ける騒動を引き起こした。
JTBCが3日に報じたところでは、事件は京釜線(キョンブソン)のソウル行きムグンファ号で発生した。
ある男性が客席から立ち上がり、他の乗客に向かって大声で叫んでいる。映像では「民主主義だと言いながら、なぜ話すことも許されないのか」などという内容だ。
目撃者の証言によると、この男性は30~40分間にわたり「共産主義」「神様」「スパイ」といった言葉を口にし、周囲の乗客が「静かにしてほしい」と求めても無視し続けた。
乗務員が制止を試みたが、男性はさらに罵声を浴びせた。その後、同行していた人物に車外へ連れ出されたものの、列車が発車するまで窓の外で罵声と威嚇を続けた。
この映像を見たインターネットユーザーたちは「公の場で大声を出すのが民主主義か」などと批判の声を上げた。
この男性がなぜこうした行動を取ったのか、報道では触れられていない。
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