韓国で7月の出生児数が2万601人となり、昨年同期より7.9%増えたことが、統計庁が9月25日発表した「2024年7月人口動向」でわかった。これで6月に途絶えた出生児増加の流れが2カ月ぶりに再開された。
出生児の増加幅は7月基準で2007年(12.4%)以後17年ぶりに最も高い水準だ。月では2012年10月(9.2%)以来、11年9カ月ぶりの最高値だ。出生児数は4月と5月にそれぞれ521人(2.8%)、514人(2.7%)増え、2カ月連続の増加となった。しかし、6月(-1.8%)は減少に転じたものの、7月は増加傾向に転じた。
婚姻件数は1万8811件で、昨年より32.9%増え、4カ月連続で増加傾向を示した。婚姻の増加幅は7月基準で統計作成以来最大規模で、前月を合わせて過去2番目の水準だ。
統計庁関係者は「2022年8月から8カ月連続で婚姻件数が増加した。今年も婚姻が増加しているため、当分、出生児増加が続く可能性がある」と見通した。
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