韓国国内の出版社の売上高の総額と営業利益ともに減少したことが、大韓出版文化協会が発刊した「2023年出版市場統計Ⅱ」報告書でわかった。
それによると、韓国国内の出版社(293社)の2023年の売上額の合計は1556億ウォンで、前年比4.8%減少した。2023年の営業利益の合計は246億ウォンで、前年比8.9%下落した。
報告書には、既存の外部監査企業を対象にした出版市場統計とは異なり、中小出版社や独立系出版社などの業者の現況を調査し、国内出版産業全般の実態が盛り込まれた。
単行本部門(225社)の売上高平均は4億5600万ウォンで前年比2.6%減少し、教育部門(26社)は前年比6.5%減少した6億7500万ウォン、学術・専門部門(42社)は10.0%減少した8億4400万ウォンだった。
平均営業利益をみれば、単行本部門(203社)は7300万ウォンで、2022年比3.4%減。教育省門は2億2100万ウォンで9.6%下落。学術・専門部門(38社)は前年比23.7%減となった。
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