2025 年 5月 29日 (木)
ホーム特集SDGs~韓国の取り組み韓国・公共駐車場に太陽光などの新再生エネルギー設備を義務化

韓国・公共駐車場に太陽光などの新再生エネルギー設備を義務化

韓国電力の羅州本社駐車場に設置された太陽光発電設備(c)KOREA WAVE

韓国で11月末から公共駐車場に太陽光などの新再生エネルギー設備の設置が義務化される。「新エネルギーおよび再生エネルギーの開発・利用・普及促進法」の改正法が20日の国務会議(閣議)を経て、27日に公布された。

今回公布された新再生エネルギー法は、国家・自治体・公共機関などが設置・運営する公共駐車場に新再生エネルギー設備の設置を義務化する内容を盛り込んでいる。改正法は公布から6カ月が経過した日から施行され、既に設置・運営中の駐車場にも適用される。

産業通商資源省は下位法令の改正を通じて、義務履行の対象範囲や発電設備の設置規模などを具体化し、系統接続や離隔距離など現場の状況を考慮して義務を課す。

また産業通商資源省は、義務履行の負担を軽減するため、財政的・行政的支援を進める。現在、公共駐車場に太陽光設備を設置しようとする者は「2025年度新再生エネルギー金融支援事業」を通じて財政支援を受けることができる。

産業通商資源省は、改正法が施行されれば、キャノピー型太陽光などの新再生エネルギー設備が都市の公共駐車場に広まり、新再生エネルギーの普及を促進し、カーボンニュートラルの達成とエネルギー自立の実現に寄与することが期待されるとしている。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular